2018年に購入した香港オフショア保険の現状を久しぶりにスマホアプリから確認しました。

この商品に投入した金額は約30,000米ドル(当時の為替で約330万円)
7年経過後の2025年時点での解約返戻金額(SURRENDER VALUE)は約32,000米ドルでした。
※端数は切り捨て
利回り4%の米国債券や一時払いの外貨建て保険と比較すると7年経過の割にリターンは少なく感じますよね?
私も同感です。
30,000米ドルに4%の利回りがあれば年間1,200米ドルは増えていくはず・・・。
税抜換算ですが。
利付債券だと、7年間で30,000米ドルx4%(1,200米ドル)×7年=8,400米ドル(税引き前)の利息が付与されています。
それが、現時点でこの商品は32,000米ドルの解約返戻金額なので

米国債券の方が利回りいいじゃん!
という考え方もあります。
しかし、7年前(2018年)に4%利回りの米国債券があったのか?
振り返ってみると
3%前後でした(2018年米国債利回り)。

為替も1ドル=110円ぐらいだったので円安効果でドル建ての価値は大きく上がっています。
米国債券と保険商品を比較するのもどうかと思うので、個人的にはうまく分散すればいいと思います。
話を戻すと
香港オフショア保険は7年目も8年目も毎年1,200ドルぐらいで増えていっていますが、
※平均4%アップ
11年後の解約返戻金額30,000米ドル→41,000米ドル(136%)
12年後の解約返戻金額30,000米ドル→48,000米ドル(160%)
13年後の解約返戻金額30,000米ドル→50,000米ドル(166%)
14年後の解約返戻金額30,000米ドル→51,500米ドル(171%)
15年後の解約返戻金額30,000米ドル→55,000米ドル(183%)
16年後の解約返戻金額30,000米ドル→59,000米ドル(196%)
という風に年間1,200米ドル(年利4%)がほぼ確定している「債券投資」に比べて『香港オフショア保険』では10年以上先になれば年利4%以上で増えていく年もあります。

この商品だと約17年後に投資金額の2倍に到達します。
もちろん米ドルでの2倍達成ですので、為替が購入時より『円安』となっていればさらに利益は増えています。
結論としては
10年以下での運用目的であれば一時払い外貨建て保険(10年後145%増)の方がリターンは多い場合もある。
10年後も現役世代で余裕資金があれば海外の保険会社に一定金額を振り分けて寝かせておくのも興味深いと思います。
昨今はS&P500指数に連動したインデックス投資やオルカンでの資産運用も非常に短期でリターンが増えています。
ただ資金を投入するタイミング次第では思ったより資産運用できていない個人投資家もいます。
そう言った意味では、分散投資は必要だと感じますね。
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