海外オフショア投資って海外駐在勤務の方やそのご家族、海外在住の方から見ればその利回りや仕組みもよくご存知ですが(同僚から聞く)、国内在住者からしてみれば情報収集していなければ分かりませんしそもそも知りません。
私も知ったのは遅い方で2017年に初めて香港オフショア保険(死亡保証が付いている商品は海外でも保険商品とします)について知り、勢いに任せて購入しました。
タイミングよく株の利益があったので・・・。
※それまでは「香港オフショア保険」はほとんどなく「オフショア積立」が主流だったそう。
香港オフショア保険もオフショア積立も契約(購入)するには「IFA」と契約しなければなりません。

私もオフショア積立を勧められましたが、ドルベースを20年積み立てるって総額円換算でいくら支払うの?って読めない時点でパス。
オフショア保険一括払いだと50,000ドル(1ドル=100円で500万円)が20年で100,000ドル(例)など分かりやすい点でこちらに決めました。
保険商品は初めの数年で解約すれば元本割れしてしまいます。(積立もプランによっては同じですが)
しかし
年数が経過すればするほど資産(解約した場合の解約返戻金)が増えていく仕組みだと
損益分岐ラインを越えさえすれば
あとは為替だけみておけばいいのです。
気持ち的にストレスなく長期保有できますよね。
国内の生命保険は100万なら100万円、2,000万円なら2,000万円って上限が決まっています。 また 解約返戻率も大したことがなく、とても魅力的には・・・。
※満期まで待てば利回り確定の債券を比較すれば分かりやすいですね
(国内の1%以下と米国債4%)
あなたならどっちで運用しますか?

オフショア保険を知ると「IFA」を知ることに
では香港オフショア保険の商品を知って購入するにはどう進めていけばいいのか?
保険会社の職員が営業には来てくれません。
ここで『IFA』が保険会社と購入希望者との間に入ってくれます。
入ってくれるというか入ってくれないと契約することができないのです。
つまり「IFA』(代理店)は購入の窓口であり、購入後のサポートもしてくれる一番お付き合いの長くなる人達です。

満期が100歳や120歳まである商品があり途中解約などの相談はIFAへ連絡します。
ここで出てくる「IFA」とは香港保険業監管局に籍(登録)のあるIFAのことを言います。
香港IFAにも日本人は在籍しているIFAは確認できています。

海外で日本人(日本語ができる人)がいると安心しますよね!
香港保険業監管局(IA)サイトからIFAが代理店登録しているかを確認
香港では保険業を監督、管理するInsurance Authority(IA)があり、正規IFAであれば登録しています。
このIA(Insurance Authority)のライセンスの有無は簡単に確認できます。
確認の仕方としては
からアクセスします。
または直接こちら
Register of Licensed Insurance Intermediaries(保険仲介業者登録)

からSearch for Firm→IFAの英字入力すれば登録しているIFAが検索できます。

私も改めて確認したところ登録していました。
逆に登録していないIFAであれば登録していない理由を聞いてみても
いいのではないでしょうか。
IA(Insurance Authority)の歴史
ちなみに2017年にオフショア投資するときはこのIAについて知らなかったので
歴史についても調べてみました。
保險業監管局(「保監局」)隨著《2015年保險公司(修訂)條例》(「《修訂條例》」)於2015年12月7日生效而成立。保監局是獨立於政府的新保險業監管機構,成立的目標是確保保險業的規管架構與時並進,促進香港保險業的穩健發展;為保單持有人提供更佳保障;以及遵行國際保險監督官協會的規定,即保險監管機構應在財政和運作上獨立於政府及業界。
保監局於2017年6月26日接替昔日為政府部門的保險業監理處,規管保險公司,並於2019年9月23日起取代三個自律規管機構,規管保險中介人。
該三個自律規管機構分別是香港保險業聯會轄下的保險代理登記委員會、香港保險顧問聯會和香港專業保險經紀協會。
https://www.ia.org.hk/tc/aboutus/role/history.html
2015年12月7日、保険会社(改正)条例2015(「改正条例」)が施行され、保険庁(「IA」)が設立された。 IIAは政府から独立した新たな保険監督機関であり、保険業界に対する規制の枠組みが時代と歩調を合わせ、香港の保険業界の健全な発展を促進すること、保険契約者により良い保護を提供すること、保険監督機関は財政的にも運営面でも政府および保険業界から独立すべきであるという国際保険監督者協会(International Association of Insurance Supervisors、以下「IAIS」)の要件を遵守することを目的として設立された。
IIAは、2017年6月26日、保険者を規制するために、かつて政府の部局であった保険長官室(Office of Commissioner of Insurance、以下「OCI」)を引き継ぎ、2019年9月23日付で保険仲介者を規制するために、3つの自主規制機関(以下「SRO」)に取って代わった。
3つのSROとは、香港保険業者連合会(HKFI)の保険代理店登録委員会(IARB)、香港保険ブローカー連合会(CIB)、専門保険ブローカー協会(PIBA)である。
DeepL.com(無料版)で翻訳しました。
歴史はまだ浅い方ですが、逆に言えば新しいルールで厳正化したとも言えます。

まとめ
香港オフショア保険は購入してからも定期的に保険会社からレター(封書)が送られてきます。
当然英文(中文)ですので翻訳しただけでは分からないこともあります。
ネットで調べても分からないことはIFAにメールで問い合わせることもありますが
数日後(2、3日)には回答してくれます。
IFAとは香港保険業監管局(IA)に登録しているIFAであり、契約後もサポートしてくれる代理店のことを言います。
後々のトラブルとならないよう入口は用心深く入ってください。
最後に日本人向けIFAを紹介しているサイト
日本在住者が香港IFAを一から選ぶのは至難の業というか不可能です。
(すでに購入している人から教えてもらえば知れますが)
「香港 IFA」と検索してもあまりピンとこないサイトばかり・・・。
香港オフショア保険に関するブログを書いてきた経験から
参考になると思いますのでリンクを載せておきます。

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